ルンバ890は2017年発売の新機種、ルンバ885は2015年発売の準新機種です。
どちらも800シリーズの最上位モデルとして登場しています。
違いはどこにあるのでしょうか。
目次
5つの違い
ルンバ890と885の違いは、5つあります。
- スマホ・スマートスピーカー対応
- 10ヶ月後メンテナンスサービスの有無
- バーチャルウォールの種類
- バーチャルウォール付属数
- その他付属品の違い
表にして比較すると次のようになります。
885 | 890 | |
スマホ・スマートスピーカー対応 | − | ● |
10ヶ月後メンテナンスサービス | ● | − |
バーチャルウォールの種類 | お部屋ナビ | デュアルバーチャルウォール |
バーチャルウォール付属数 | 2 | 1 |
その他付属品の違い | 交換用フィルタ 2枚 リモナビ 1つ 交換用エッジクリーニングブラシ 2つ |
交換用フィルタ 1枚 |
参考価格 | − | − |
ルンバ885の特徴は、メンテナンスサービスとお部屋ナビです。
一方の890の特徴は、スマホ対応と最新型のデュアルバーチャルウォールです。
以下で各項目について、詳しく見ていきましょう。
スマホ・スマートスピーカー対応
890が対応しています。
スマホ対応機能は、アプリiRobot HOMEを使うことで、清掃のスタート・ストップや、清掃開始時間のタイマー予約、清掃モード設定のカスタマイズを、別の部屋や外出先からでもすることができる機能です。
ルンバを棚の下などに隠して設置しようと思っている方は、本体パネルは操作しずらくなるため、スマホから操作できると楽でしょう。
スマートスピーカー対応機能は、Google HomeやAmazon Echoなどのスマートスピーカーから、清掃開始・中断・終了を声で操作することのできる機能です。
スマートスピーカーが家にある方や購入予定の方は、スマートスピーカー対応していると便利に使えます。
10ヶ月後メンテナンスサービス
885に付帯しています。
ユーザー登録を行うと、10ヶ月後以降に分解・清掃・点検・修理パーツ交換を無償で受けられるサービスです。
有料でもメンテナンスを受けられます。フィルター・ブラシ交換がさらについて 24,750 円(税込)です(800/700シリーズ)。
バーチャルウォール
バーチャルウォールは進入禁止エリアを作る赤外線端末(電池駆動)です。ルンバに入ってほしくない場所の入り口に置いて使います。
ルンバ890には、最新型のデュアルバーチャルウォールが1つ付属します。
ルンバ885には、お部屋ナビが2つ付属します。
どちらでも、線状の進入禁止線を作る「バーチャルウォールモード」が使えます。
ルンバ890のデュアルバーチャルウォールでは、それに加え、円状の進入禁止エリア「ヘイローモード」に切り替えて使うことができます。
ルンバ885のお部屋ナビでは、お部屋の境目に置いて、部屋の清掃が終わったら次の部屋に進むという「ライトハウスモード」に切り替えて使うことができます。
その他の付属品
ルンバ885では、交換用フィルタが1枚多く付属し、交換用エッジクリーニングブラシも2つ付属します。
さらにリモナビというルンバを操作できるリモコンも付属します。
清掃開始・スポット清掃開始・ドックに戻る、という指示の他、ラジコンのように動く方向を指示して手動で掃除することもできます。
ルンバ890でライトハウス機能は使えるのか?
ライトハウス機能が使えるルンバは、ルンバ885, 880のみです。現在では、どちらも少し前の機種になっています。
ルンバ890ではお部屋ナビが付属していませんし、お部屋ナビを別途オプションとして購入しても、ルンバ890では使えません。
ライトハウス機能は最新モデルでは採用されておらず、お部屋ナビとともに廃止の方向にあるようです。
ルンバ900シリーズにはカメラが搭載されており、部屋の地図を作成しながら効率よく清掃できるようになったため、「お部屋ナビの機種よりもカメラ搭載機種を買ってね」ということだと思います。
お部屋ごとに清掃してくれるのは便利ですが、無くなるのですから仕方がありません。
なお面倒ですが、お部屋ナビのない機種でも、バーチャルウォールで区切って部屋ごとに清掃のスタートをするという手間をかければ、部屋ごとに清掃させることができます。
おすすめは?
私のおすすめは、890です。
スマートフォン対応しているのがその理由で、外出先からスタート・ストップをしたり、わかりやすい画面でスケジュール予約ができるのが利点です。
ルンバ885の、お部屋ナビは便利というレビューもありますが、外出中にルンバを使おうという方は、部屋ごとに清掃する必要性が低くなります。
また2つしかお部屋ナビがありませんので、ルンバが落ちては困る玄関と、床にものが置いてあってルンバが絡まっては困る場所の2か所にまずお部屋ナビを置いてしまうと、部屋の境界に置くお部屋ナビはなくなってしまいます。
メンテナンスサービスについても、経験上10ヶ月ではあまり不具合は生じないですので、不具合が生じた時に有料でメンテナンスサービスを申し込むほうがよいかなと思います。
ルンバ890のデュアルバーチャルウォールは、お部屋ナビよりもスッキリとした形に改良されていて、目立たないのも利点です。
ただ、値段との兼ね合いもありますので、私はコレ!と思うものを買うのが一番良いと思います。
ぜひルンバを導入して、いつでもピカピカな床を手に入れてくださいね。
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まとめ
ルンバ890と885の違いは次の5つありました。
- スマホ・スマートスピーカー対応
- 10ヶ月後メンテナンスサービスの有無
- バーチャルウォールの種類
- バーチャルウォール付属数
- その他付属品の違い
ルンバ885の特徴は、メンテナンスサービスとお部屋ナビです。
一方のルンバ890の特徴は、スマホ対応と最新型のデュアルバーチャルウォールです。
予算別のおすすめ機種はこちらで紹介しています。
予算別ルンバおすすめ機種一覧!4万円から11万円の7価格帯で紹介。
次のページでは、ルンバ24機種について次のような図を用いてわかりやすく解説しています。
[2019年] 図で比較するルンバ24機種の特徴と比較。ひと目で分かる本体性能と付属品の違い。
ルンバ800シリーズの他の機種についての記事も参考にしてみてくださいね。
- ルンバ876と890、891の4つの違い。最新3機種を図と表でわかりやすく比較します。おすすめはこれ!
- 付属品一覧表!ルンバ870, 871, 875, 875A, 875Lite, 876, 880, 885, 890, 891の違いは付属品とアプリ対応だけ。
- ルンバ891と890との違いは1つ!ルンバ891がAmazonで発売開始。
うちでルンバ980を導入したときには、家の人に「床の感触が違う!」と言われました。
普通の掃除機とは仕上がりが全く違うようです。
以上、ルンバ890と885の5つの違い。ルンバ890でライトハウス機能は使えるのか?でした。