フッ素配合洗口液・マウスウォッシュ2種を紹介!

日本でも2017年ごろから、フッ素配合のマウスウォッシュが発売されるようになりました。

ここではおすすめのフッ素配合のマウスウォッシュを紹介します。

フッ素の効果

フッ素(フッ化物)には次の3つの効果があります。

  • 再石灰化現象の促進
  • 酸に対する歯質の強化
  • むし歯菌の活動抑制

これにより、歯をむし歯の発生から守ります。

フッ素濃度

日本では、フッ素が配合されているハミガキ粉は医薬部外品として多く販売されており、濃度は法令限度の1500 ppmに近い1450 ppmの商品が多いようです。

一方のフッ素配合のマウスウォッシュは、第3類医薬品として、1 ml中に0.5 mgのフッ化ナトリウムが配合されている商品が多いようです。

フッ素化合物濃度は、1 mlの液を1 gと仮定すると、0.5e-3 / 1 = 500e-6 = 500 ppmです。

 

そのため、マウスウォッシュのフッ素濃度の方が、ハミガキ粉よりも濃度は低いです。

虫歯抑制効果はマウスウォッシュが上

ハミガキ、マウスウォッシュ、フッ素塗布のむし歯抑制効果については、次のように報告されています。

フッ化物洗口 30 ~ 60%
フッ化物配合歯みがき剤 20 ~ 30%
フッ化物歯面塗布 30 ~ 40%

 

虫歯抑制効果はこのなかではマウスウォッシュが一番大きいとされます。

フッ素は水に流れやすいため、フッ素配合のハミガキ粉も水ですすぐとある程度が流れてしまい、効果が薄れてしまうと考えられます。

そのため、ハミガキ粉だけでなく、フッ素配合の洗口液も併用すると効果的です。

 

歯科医院でのフッ化物塗布は9000 ppmと高濃度ではありますが、数ヶ月に一回しかできないせいか、効果はマウスウォッシュやハミガキ剤よりも低いようです。

フッ素は安全か?

500 ppmのマウスウォッシュを使用し、1 ml(~1 g)が口に残った場合、フッ素は0.5 mgが口に残ることになります。

緑茶、烏龍茶一杯に含まれるフッ素は、0.2 mg程度とされているので、0.5 mgはお茶2.5杯分に相当します。

 

また、日本人が1日に摂取するフッ化物量は0.48~2.64mgとされています。

フッ素の摂取基準は日本にはありませんが、米国では9~50歳のフッ化物の許容上限摂取量は、1日あたり10 mgとされています。

 

このことからは、洗口液の使用によって増加するフッ素摂取量(0.5 mg程度)は、一日全体の摂取量や米国の許容上限摂取量と比べてそれほど多くないことがわかります。

 

なお米国では、1945年から水道水にフッ素を混ぜる水道水フロリデーションが行われたそうですが、日本では行われていません。

ほかにも米国ではパスタに葉酸が混ぜられたりしていて、意識しなくても健康になる政策がなされていて面白いと思います。

フッ素配合マウスウォッシュ2種

フッ素が配合されている市販のマウスウォッシュには、クリニカとバトラーの二種類があります。

フッ素濃度は、どちらもフッ化ナトリウムとして1 ml中0.5 mgとなっており、同じです。

安いのはクリニカの方です。

250 mlですので、一回7 ~ 10 ml使うと一ヶ月でなくなります。

クリニカ フッ素メディカルコート 250ml 

【第1類医薬品】クリニカ フッ素メディカルコート 250ml ※セルフメディケーション税制対象商品

第3類医薬品です。

クリニカ フッ素メディカルコートは1日1回すすぐだけで、「有効成分フッ素」がすみずみまで行き渡り、歯にしっかり留まる事で再石灰化(※)を促進。

歯質を強化し、酸に溶けにくくする事でムシ歯を予防する「ムシ歯予防薬」です。

※再石灰化とは:歯から溶け出したカルシウムが再び歯に取り込まれること

 

成分・分量
1mL中 有効成分
フッ化ナトリウム 0.5 mg

添加物として、キシリトール、グリセリン、プロピレングリコール、
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、パラベン、セチルピリジニウム塩化物水和物、
クエン酸、クエン酸Na、香料、緑色3号を含有します。

【第3類医薬品】クリニカ フッ素メディカルコート 250ml
  • クリニカ

バトラー(BUTLER) エフコート 

【第1類医薬品】バトラー(BUTLER) エフコート フルーツ香味   ※セルフメディケーション税制対象商品

第3類医薬品です。

フルーツ香味とメディカルクール香味があります。

 

エフコートは、有効成分のフッ化ナトリウムが再石灰化を促進して歯の質を強化し、また酸に溶けにくくすることで、むし歯を予防する薬です。

 

成分・分量
1mL中 有効成分
フッ化ナトリウム 0.5 mg

添加物として、イソマル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、無水クエン酸、クエン酸ナトリウム、セチルピリジニウム塩化物水和物、パラオキシ安息香酸メチル、プロピレングリコール、濃グリセリン、緑色201号、香料を含有します。

【第1類医薬品】エフコート<フルーツ香味> 250mL ※セルフメディケーション税制対象商品

まとめ

フッ素配合のマウスウォッシュを紹介いたしました。

 

これ以外に、乳酸菌が入ったタブレットを食べるのもおすすめです。

乳酸菌L8020は、虫歯・歯周病になったことのない子供の口から発見された乳酸菌です。

私はマウスウォッシュもタブレットも両方利用しています。

歯磨きが苦手な幼児におすすめのキシリトール・L8020乳酸菌入りタブレット4選!

 

以上、おすすめのフッ素配合洗口液・マウスウォッシュ!でした。

 

なおここでは、フッ化物をわかりやすくフッ素と表記しました。

参考文献