ルンバ691と891の違いはゴミ除去能力!

ルンバ691はスタンダードモデルの1つで、ルンバ891は中級モデルの1つです。

どちらも2018年発売で、Amazon.co.jp限定販売モデルです。

性能にはどのような違いがあるのでしょうか。

詳しくみていきましょう。

違いはゴミ除去能力

ルンバ691と891の主な違いは、「ゴミ除去能力」です。

 

ルンバの清掃性能は、「ゴミ除去能力」と「ナビゲーション能力」の2つにわけて考えることができます。

ゴミ除去能力は、掃除機の吸引力のようなもので、ルンバが通ったところがどれだけ綺麗になるかを示す能力です。

ゴミ除去能力は、吸引力・吸引ローラー・排気フィルターの3つの部分に分けて考えることができます。

 

もう一つのナビゲーション能力は、ロボット掃除機の「頭脳」の部分です。どのルートを通って掃除をするかを決定する能力です。

ナビゲーション能力は、どちらも「iAdapt」と呼ばれる数十のセンサーを用いてルート決めをする機能が搭載されており、同じ性能です。

 

2つのモデルのゴミ除去能力について比較すると次のようになります。

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参考価格
吸引力 1 倍 5 倍
(ゴミ除去量) 1 倍 1.5 倍
吸引ローラー ブラシ Aero Force エクストラクター
排気フィルター Aero Vacフィルター ダストカットフィルター

各項目について見ていきましょう。

吸引力とゴミ除去量

ルンバ691の吸引力とゴミ除去量を1とした場合、ルンバ891の吸引力は5倍、ゴミ除去量は1.5倍あります。

吸引力が5倍になっても、ゴミは1.5倍しか取れないというのは残念ですが、しかし、1.5倍のゴミが取れるとすると床の綺麗さにははっきりとした違いが出てくるでしょう。

 

891のこの高いゴミ除去能力は、上位モデルの960と同等の能力です。なお、891と同等モデルの890と960との違いはこちらのページで紹介しています。

吸引ローラー

891のゴミ除去能力が高い理由の一つは、最新型の吸引ローラーである「Aero Force エクストラクター」を採用していることです。

一方で、691には「ブラシ」が搭載されています。

左がAero Force エクストラクターで、右がブラシです。

 

891のAero Force エクストラクターは、ゴム製ローラー2本からできています。この2本のゴムローラーが床面との間を密閉空間に保つことで、モーターの吸引力を最大限に活かします。

さらに、毛がローラーに絡まりにくい構造になっているだけでなく、絡まった場合にもローラーに沿って毛を滑らせるだけで毛を取り除くことができる形状となっています。

ペットの毛や髪の毛、毛糸が掃除機のローラーに絡まって困ったことがある方もいらっしゃるかもしれませんが、891のローラーはその点安心して使用できます。

 

一方、691の「ブラシ」はゴム製ローラー1本とブラシ状ローラー1本からできています。

髪の毛はやや絡まりやすく、毛や糸を切るための「お手入れカッター」が製品に付属します。

排気フィルター

また排気フィルターの違いも見逃せません。

排気フィルターには、891には「ダストカットフィルター」(左)、691には「AeroVacフィルター」(右)が搭載されています。

 

891の「ダストカットフィルター」は、0.3マイクロメートルサイズの微細なゴミでも90%以上をカットしてくれる性能があります。

なお、コナヒョウヒダニの体長は200 ~ 500 um、スギ花粉の直径は20 um, 黄砂は 4 um, PM2.5は 2.5 um以下です。

ダニや花粉は0.3 umよりも十分に大きく、十分にカットできることが期待できます。

 

一方で、AeroVacフィルターの性能についてはカタログに記載がなく、あまり期待できません。

ゴミ除去能力のまとめ

以上のように、ルンバが通った部分がどれだけ綺麗になるかという「ゴミ除去量」について見てきました。

891シリーズでは、お手入れが簡単な吸引ローラーによって691の1.5倍のゴミを除去してくれるだけでなく、排気の微細なゴミも691よりカットされることが分かりました。

おすすめはどっち?

891と691はゴミ除去能力以外の点では、どちらもスマホ・スマートスピーカーに対応していますし、バーチャルウォールとフィルターの付属数も同じです。

そのため、ゴミ除去能力の違いが価格の違い、と言えます。

 

価格が大きく異なりますが、891は排気が綺麗です。

小さなお子様がいらっしゃるご家庭の場合は、ハウスダストが少ないことが望ましいため891がおすすめです。

 

一方で、子供がおらず、長時間外出しているときにルンバを稼働するという方には、ハウスダストはあまり気にならないかもしれませんね。

またルンバ691は、ゴミ除去量が1倍ですが、頻繁に清掃させるようにすれば、清掃1回のゴミ除去量が少なくても、差が気にならないかもしれません

そのため、仕事などで外出している時に、スケジュール機能を利用して毎日ルンバを稼働するという方は、691でも良いと思います。

 

価格はつぎのようになっています。

モデル    ルンバ691 ルンバ891
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うちでルンバ980を導入したときには、家の人に「床の感触が違う!」と言われました。(980は、フローリング部分では891と同じゴミ除去性能です。)

ルンバは、普通の掃除機とは仕上がりが全く違いますし、定期的に清掃するようになり綺麗な床が保てるようになりますよ。

 

私はコレ!と思う一台を導入して、いつでもピカピカな床を手に入れてくださいね。

まとめ

ルンバ691と891の違いは、「ゴミ除去能力」です。

891は排気も綺麗なため、小さなお子様のいるご家庭では891がおすすめです。

仕事などで外出している時に、ルンバを頻繁に稼働するという方は691でも良いでしょう。

 

次のページでは、ルンバ25機種について図でわかりやすく解説していますので、あわせて参考にしてみてくださいね。

図で比較するルンバ25機種の特徴と比較。ひと目で分かる本体性能と付属品の違い。

 

他のルンバの記事も参考にしてみてくださいね。

 

以上、ルンバ691と891の違いはゴミ除去能力!でした。