2018/2/8にAmazonでルンバ642の取扱いが開始され、8/3にはルンバ643が発売されました。
ルンバ600シリーズの最廉価モデルがルンバ641です。642, 643はその次の機種番号ということで、何が違うのか気になりますね。
目次
641と642, 643の違い
実は、違いはパネルの色が違うだけです。
次の画像がルンバ641で、
次の画像がルンバ642、
そして次の画像がルンバ643です。
641が「ブルーシルバー色」で、642は「チャコール色」、643は「ミディアムシルバー色」です。
641はどちらかというと可愛い色で、642、643はシックな色ですね。
ルンバ642は、Amazon限定モデルです。
ルンバ643は、641の後継機種です。
これらの3機種は、清掃性能や付属品の数は同じです。
そのため、色の好みで選ぶか、色が気にならない方は購入時に値段が安い機種を選択すると良いでしょう。
2019/2/20に、643は1万円値下げになりアイロボットストア価格で税込み32,270円(税8%当時)になりました。
これまでは641が一番安かったのですが、今後は643も安くなってくると思います。
- アイロボット(IRobot)
- 価格¥35,800(2024/11/21 13:04時点)
- Amazonで口コミ・レビューを見る
641, 642, 643の現行他4機種との比較
ルンバ643と642, 643はどのような製品なのでしょうか。
次の図では、他のルンバ現行4機種(i7+, i7, 960, e5)とルンバ643の性能を比較しています。
色違いの641, 642も、643と同じ位置づけです。
ルンバ641と642, 643はスタンダードモデルで、現行5機種のなかで最もお手頃なモデルとなっています。
「ゴミ除去性能」は、ルンバが通ったところのゴミがどれだけ取れるかを示しています。上位モデルの吸引力は、ルンバ643の5倍、10倍あります。
「ナビゲーション」とは、ルンバが部屋のどこを通るかを決める能力で、ロボット掃除機の頭脳の部分です。上位モデルでは、カメラが搭載されており、部屋の隅々まで効率的に清掃してくれます。
上位モデルの方が当然性能はよくなりますが、しかし価格はとても高くなります。
他の機種との違いを詳しく見てみましょう。
641, 642, 643とe5の違い
ルンバ643とe5では、ルート取りを決定するナビゲーション能力(頭脳の部分)は同じですが、ゴミ除去性能は大きく異なります。
ゴミ除去性能の違い
e5では、吸引力が5倍ある上、吸引ローラーも床への密着性が高い新型のゴムローラーが採用されており高い吸引力を生かします。
また、吸い取った空気からゴミと空気を分ける排気フィルターには、空気清浄機でも使われているHEPAフィルターが採用されていて、ホコリや花粉、ダニなどのアレルゲンを99%補足することができます。
強い吸引力が必要となるカーペットが家に多い方や、ハウスダストを気にかけている方には嬉しい機能です。
しかし、e5は643よりも2万円程度高いですから、考えどころです。
他の機能の違い
他の機能面では、e5ではスケジュール予約機能があり、スマホやスマートスピーカーからの操作にも対応しています。またダスト容器が洗えるようになっています。
スケジュール予約機能は、予め指定した曜日と時間になるとルンバが清掃を開始する機能です。
ルンバは床にある座布団や子供の玩具を巻き込むことがあり、私はいつも床を片付けてからルンバの清掃を開始させていて、スケジュール機能はあまり使いませんでした。
一人暮らしで外に仕事に出る場合には、床に物を置かないように管理できますし、不在の時間が決まっているため、スケジュール機能があると便利ですが、そうでない場合にはスケジュール機能はなくても良いと思います。
スマホ・スマートスピーカー対応機能は、wifi・インターネット経由で外出先などからルンバの清掃開始・停止を操作したり、スケジュール予約をしたり、音声でルンバを操作できる機能です。
スケジュール機能がいらない場合には、ルンバのON/OFFくらいしか本体パネルで操作しませんので、スマホ・スマートスピーカー対応機能もいらないでしょう。
ダスト容器については、しばらくルンバを使っていると、ダスト容器の内部や容器入り口に細かいホコリが大量にこびり付いて白くなります。
e5ではダスト容器が水洗いができるようになっているため、水でざっと流せば綺麗になるためお手入れが簡単です。
ダスト容器が水洗いできないルンバ643や960ではウェットティッシュなどで拭きとることになりますが、ホコリが気にならない場合はそのままで構わないでしょう。
このようにe5では様々な機能が追加されていますが、「わざわざスマホで操作せずに、本体パネルで操作すればいいや」という方や、「わざわざ予約しなくても、掃除させたい時には床の巻き込みやすいものを片付けてから、起動ボタンを押してほっとけばいいんでしょ」という方、「ダスト容器はそもそもゴミがたまるところなので汚れていても気にならない」という方には、利点はあまり多くないかもしれません。
e5との大きな違いはゴミ除去性能です。
e5の高いゴミ除去性能は魅力的ですが価格が高くなります。
ハウスダストを気にしていなくて、強い吸引力がいらないフローリング掃除が中心という方の場合は、643がおすすめですよ。
- アイロボット(IRobot)
- 価格¥42,800(2024/11/21 13:04時点)
- Amazonで口コミ・レビューを見る
641, 642, 643と960の違い
960では、ゴミ除去性能の面ではe5とあまり変わりませんが、カメラが搭載され「ナビゲーション」の機能(頭脳の部分)が、大幅に良くなります。
予算がある場合は、このモデルがおすすめですが、ただ641, 642, 643が2台買えてしまう価格です。
- アイロボット(IRobot)
- 価格¥52,000(2024/11/20 17:56時点)
- Amazonで口コミ・レビューを見る
641, 642, 643とi7, i7+との違い
i7, i7+では強力なモーターが採用されており、吸引力が10倍になります。
また情報処理能力が旧最上位モデルの980の30倍になっていて、960よりもナビゲーション能力が向上しています。
ただ、641, 642, 643が3~4台も買えてしまう価格です。
- アイロボット(IRobot)
- 価格¥61,900(2024/11/21 16:33時点)
- Amazonで口コミ・レビューを見る
- アイロボット(IRobot)
- 価格¥89,800(2024/11/21 16:33時点)
- Amazonで口コミ・レビューを見る
ルンバ641, 642, 643は安いとはいえ、旧機種のルンバ622と比べると、バッテリーが長寿命となり、バーチャルウォールも新型になっています。
ロボット掃除機としての基本的な性能はしっかりついていますので、ルンバの上位モデルほどの性能はいらないという方には大変お買い得なモデルです。
まとめ
ルンバ642, 643と641の違いはパネル色だけで、清掃性能や付属品の数は同じです。
そのため、色の好みで選ぶか、色が気にならない方は値段が安い方を選択すると良いでしょう。
ルンバ641, 642, 643はスケジュール機能がいらない方には、お買得なモデルです。
安いとはいえ、旧製品よりも改善されていますし、ルンバは他のロボット掃除機よりも吸引力が強くておすすめです。
- アイロボット(IRobot)
- 価格¥35,800(2024/11/21 13:04時点)
- Amazonで口コミ・レビューを見る
他の機種との比較について、より詳しく知りたい方は次のページを参考にしてみてください。
[2019年] ルンバ最新5機種i7+、i7、960、e5、643一覧比較!アイロボットの中の人に聞いてきました!
また、最新機種にこだわらないという方は、ルンバ24機種を比較をした次のページも参考にしてみてくださいね。
[2019年] 図で比較するルンバ24機種の特徴と比較。ひと目で分かる本体性能と付属品の違い。
旧機種を含めた予算別おすすめ機種は次のページで紹介しています。
予算別ルンバおすすめ機種一覧!3.5万円から14万円の7価格帯で紹介。
また各機種の違いについて詳しく知りたい方は、次の記事もご覧くださいね。
以上、ルンバ642, 643, 641の違いは1つ。でした。