レザイン MEGA XL GPSの8つの長所と3つの欠点。

2018年7月にレザインのGPSサイコン MEGA XL GPSとMEGA C GPSが新発売されました。

購入を検討している方のために長所と短所を紹介します。

GPSサイクルコンピューターの市場ではガーミンやWahooが有名ですが、最近では米国のレザインもそのコストパフォーマンスの高さで人気になっています。

 

レザインのGPSサイコンは、スマホのように高機能なガーミンとは方向性の異なった製品です。

レザインのサイコンは、スマホに任せられる部分はスマホに任せ、サイコンに必要な機能を洗練させることによって、高機能なセンサーを持ちながらも手頃な価格を実現しています

 

MEGA XL GPSは、GPSとGlonassに対応し、気圧・加速度計も搭載していますが、ケイデンスセンサーとあわせても 3万円強で購入できてしまいます。

ただ注意点としては、ガーミンのように地図が内蔵されているわけではなく、地図はあらかじめスマホから本体にダウンロードする必要があります。

 

しかし、地図内蔵で同様のセンサーを持つガーミンでは数万円は高くなることを考えると、地図ダウンロードが手間ではない方には、レザインは非常に有力な選択肢となるでしょう。

MEGA XL GPSに興味がある方のために、ここからはMEGA XL GPSの長所と短所を紹介します。

 

なおレザインの他のモデルとMEGA XL GPSの性能比較は次のページでしていますので、あわせて参考にしてみてください。

レザイン(LEZYNE)のGPSサイクルコンピューター2018年 9モデルを比較!

長所

バッテリー寿命が長い

最大で48時間のバッテリー寿命です。

これは他のGPSサイコンと比べても長く、これが一番の長所と言えるでしょう。

 

最大の48時間使うには、バックライトやセンサーを切り、地図は最小限のものを使用する必要があります。

普通に使用するとバッテリー寿命は30時間程度となるようですが、それでも長いです。

1泊のロングライドでも充電する必要がありませんし、通勤に使う程度であれば数週間は持つことになります。

マップ表示ができる

これまでのレザインのGPSサイコン、例えばSUPER GPSでは、ナビ機能がライン表示しかできず頼りありませんでした。

しかし、MEGA XL GPSとMEGA C GPSでは、ナビゲーション機能でマップ表示ができるようになり、ナビも実用的な機能となりました。

 

SUPER GPSのライン表示例(左)と、MEGA XL GPSのマップ表示例(右)。

 

センサーが豊富

MEGA XL GPS、MEGA C GPSはレザインGPSサイコンの最上位モデルで、各種センサーが搭載されています。

GPSチップは、GPSだけでなくロシア版GPSのGlonassにも対応しています。

気圧計・加速度計・勾配計や、ANT+とBluetoothにも対応します。

 

さらに、画面表示は縦長・横長表示を切り替えられるようになっています。

 

なお、標準設定でのGPSの精度が気になる場合は、GPSの更新頻度を「Adaptive」から「1 second」に変更すると改善されるというレビューが多いです。

安い

GPSとGlonassに対応し、気圧・加速度計も搭載しているGPSサイコンとしては、税抜定価24,000円というのはとても安いです。

同程度のセンサーを持つガーミンでは数万円は高くなるでしょう。

 

(Glonassと気圧・加速度計などを省いたMacro GPSは、税抜定価12,000円とさらに安く買えます。)

頑丈

サイコンとしてはもはや当たり前かもしれませんが、防水性能はIPX7対応で、ボディも強固に作られています。

また標準マウントから本体を取り外すには押してから回転させる必要があり、回転させるだけで取れるサイコンと異なり、誤って本体を落とすことが無いように工夫されています。

Stravaとのアクティビティ同期が可能

スマホとペアリングしていることが条件ですが、スマホ経由でStravaとのアクティビティ同期が可能になっています。

また、Stravaのライブセグメントにも対応しています。ライブセグメントを使用するには、Stravaのプレミアムユーザーでなければなりませんが。

ライド情報をリアルタイムに共有できる

同様にスマホとペアリングした状態では、Lezyne Track機能により、現在地・スピード・距離・接続したセンサーの情報などを掲載したマップへのリンクを自動でメール送信することができます。

リアルタイムのライド情報をtwitterなどでツーリング仲間と共有すると楽しいでしょう。

セットアップが簡単

本体の設定(ホイール周長・バイク重量、スクリーンカスタマイズ)は、スマホアプリ(Lezyne GPS Ally v2)経由ででも行うことができます。

本体にもボタンが4つありますが、やはりスマホで設定するほうが楽に設定できて良いです。

 

ルート設定も、ガーミンと違いスマホで設定するので地図検索がとても楽です。ルート読み込みもスムーズです。

短所

本体からはWifi接続できない

本体は直接Wifiに接続できません。その分、バッテリー寿命が長くなっているということなのでしょう。

通信は主にBluetoothでペアリングしたスマホ経由で行います。

地図はあらかじめダウンロードしなければならない

本体には地図が入っていません。

スマホアプリなどから地図を取得して本体にダウンロードする必要があります。

 

また数百キロなどの広いエリアを一回で指定してダウンロードすることはできず、広いエリアの地図が欲しい場合は何回かにわけてダウンロードする必要があります

ガーミンでは、本体に地図が入っているのでこの手間はありません。

 

ただ電波の届く範囲のツーリングであれば、とりあえずは目的地までの地図を入れておいて、さらに地図が必要になったら、スマホを操作するという使い方で良いかもしれません。

また利点にも書きましたが、ルート設定はスマホでするので、ガーミンよりも操作性は良いです。

ナビゲーション機能はベータ版

2018年8月現在ベータ版で、秋までには最終バージョンが出るそうで、まだ不安定なのが欠点です。

Stravaルートとの自動同期機能が提供される予定で、これが本当に提供されることになれば地図ダウンロードはとても楽になりますが、いまのところは未対応です。

また、Di2連携には未対応のようです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

MEGA XL GPSは、ガーミンとは方向性の異なる製品です。

 

ガーミンは本体だけで完結するような方針で作られていますが、一方でMEGA XL GPSは、サイコンとして高性能なセンサー類を搭載しながらも、スマホでできることはスマホとペアリングして行うという分業体制の方針で作られています。

 

その分、MEGA XL GPSはバッテリー寿命がとても長く、ロングライドでも安心して使えるようになっています。

MEGA XL GPSは、次のような方におすすめです。

  • サイコンのバッテリー寿命に怯えずに、ロングライドしたい
  • 安価なGPSサイコンが欲しいけれど、GPSの精度は欲しいので、ロシア版GPSのGlonassと、本体の加速度計は付いていて欲しい
  • 地図をダウンロードするのは手間ではない。地図はライドの前に準備するし、追加で必要になったら電波のあるところでスマホを使ってダウンロードする。

 

是非、検討してみてくださいね。

 

MEGA C GPSでは、液晶がカラーになります。2018/8現在では、まだあまり流通していない模様です。

 

レザインのGPSサイコンの最安モデルは更に安いです。センサー類も最小限で良いという方におすすめです。

 

MEGA XL GPSについてもっと知りたいという方は、日本語説明書をダウンロードして読んでみてはいかがでしょうか。

レザイン(LEZYNE)のGPSサイクルコンピューターの説明書。

 

レザイン9モデルの機能比較は次の記事をどうぞ。

レザイン(LEZYNE)のGPSサイクルコンピューター2018年 9モデルを比較!

 

以上、レザイン MEGA XL GPSの8つの長所と3つの欠点。でした。

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