パナソニックのテレビドアホンVL-SWD303KLとVL-SWD302KLは何が異なるのでしょうか。
違いは4つあります。わかりやすく紹介します。
[参考] パナソニックのテレビドアホン 34機種一覧比較。おすすめは?
4つの違い
VL-SWD303KLは、VL-SWD302KLの後継機種です。
違いは次の4点です。
- 子機の画面サイズ
- 玄関子機が広角レンズかどうか
- 子機の横画面表示が、自動か手動か
- 子機の電話機能の有無
違いを表で比較してみましょう。
モデル | VL-SWD303KL | VL-SWD302KL |
画像 | ||
参考価格 | ¥28,900〜(2024/07/11 09:58) |
¥29,800〜(2024/11/02 07:25) |
画面サイズ | [親機] 約3.5型 [子機] 約2.4型 |
[親機] 約3.5型 [子機] 約2.2型 |
広角レンズ(玄関子機) | ◯ 水平 約170°、垂直 約130° |
– 水平 約87°、垂直 約66° |
ズーム/パン・チルト | ◯ | – |
子機の横表示 | ◯ 自動 |
◯ 手動 |
子機の電話機能 | ◯ | – |
VL-SWD303KLでは、玄関子機が広角レンズになるなど性能が向上しています。
違いを詳しく見ていきます。
広角レンズ
VL-SWD303KLでは玄関子機のレンズが広角レンズになっています。
私は標準レンズも広角レンズも使ったことがありますが、標準レンズでは来訪者が見切れることがときどきありました。
標準レンズでは、来訪者がカメラの前のちょうど良い位置に立っているときだけ映るという感じです。
例えば、来訪者がドアの真正面近くに立った場合には見切れます。意図的にカメラを避けて玄関に立つような来訪者もたまにいますが、やはり見切れます。
広角レンズの場合は、いまのところ見切れたことはありません。
カメラなしのインターホンと比べると標準レンズでも十分に安心感がありますが、いつでも来訪者を確認したいという場合には広角レンズの方がおすすめです。
なお広角レンズでは広い範囲が映りますが、その分来訪者が画面に小さく表示されてしまいます。
気になる場合には、親機でズーム/パン・チルトの設定をして表示範囲を狭めることもできます。
防水・防塵性能についてはどちらの玄関子機もIPX3です。
IPX3の意味は、防塵性能の規定はなく、防雨性能については「鉛直から両側に 60°までの角度で噴霧した水 によっても有害な影響を及ぼさないレベル」です。
横から吹き付けるような雨では壊れるかもしれませんが、屋根のあるところで上から軽く雨がかかるくらいなら大丈夫というイメージです。
子機
横画面表示
VL-SWD303KLに付属する子機では、子機の横画面表示が自動で行われる機能があります。
子機を横向きに回転させると、回転方向にあわせて画面が自動で回転して、横画面表示になります。
VL-SWD302KLの子機では、F1(横表示)ボタンを押すと横表示になります。横表示の向きを換えるには、「画面の横表示」設定で、左手用/右手用を切り替えます。
自動で回転するのは便利ですが、寝転がりながら使う場合には自動で回転しないほうが良いかもしれませんね。
ただ、どちらにせよインターホンを横向きに使うことはあまりないかと思います。
電話機能
また、VL-SWD303KLでは子機に電話機能があります。
対応するパナソニックの電話機・ファクスを接続した際に、ドアホン子機から電話をかけられるようになります。
対応する機器のお持ちの方には便利な機能です。
対応機種は次のとおりです。
電話機: VE-GDF61/GDW03/ GDW54/GDS01/GD24/ GD32/GD53/GD72 シリーズ
ファクス: KX-PD101/PD304/ PD503/PD552/PD604/ PD703 シリーズ
画面サイズ
VL-SWD303KLの子機のほうが、画面が0.2インチ大きくなっています。
わずかな違いですので、これはどちらでも良いでしょう。
どちらがおすすめか?
2つのモデルの大きな違いは玄関子機が、広角レンズか標準レンズかということです。
玄関子機が広角レンズだと、来訪者がカメラの前に立っていなくてもほぼ映るため安心です。
そのため、VL-SWD303KLのほうがおすすめです。
しかし、VL-SWD302KLのほうが価格はお手頃です。
玄関カメラを補助的なものとして考えるのであれば、VL-SWD302KLの標準レンズでも十分でしょう。
価格は次のようになっています。
モデル | VL-SWD303KL | VL-SWD302KL |
画像 | ||
参考価格 | ¥28,900〜(2024/07/11 09:58) |
¥29,800〜(2024/11/02 07:25) |
まとめ
パナソニックのテレビドアホンVL-SWD303KLとVL-SWD302KLの違いを紹介しました。
主な違いは、VL-SWD303KLは玄関子機が広角レンズで、VL-SWD302KLは標準レンズということです。
予算に都合が付けば、広角レンズのVL-SWD303KLがおすすめです。
以上、VL-SWD303KLとVL-SWD302KLの4つの違い!でした。
[参考] パナソニックのテレビドアホン 34機種一覧比較。おすすめは?